ポイント

「初月度の売上は?新患の数は?などなど・・・」

1年以内の単月黒字化

開業初月、院長として自医院の業績状況はとても気になりますよね。当然のことです。

会社を起業する場合、一般的には資本金を出資しますが、数年間赤字が続いても体力が保つほどの多額の資本金を詰めれば別ですが、通常の資本金レベルではそれが尽きた場合には会社をたたむしかありません。

資本金に加えもし創業融資の制度を活かし借入をしていれば、資本金とその借入額の合計額が赤字の限界となりますので、それが尽きた場合、会社は倒産し、借入だけが残り、代表者は、会社がなくなっても個人でその返済を継続しなくてはなりません。

これは歯科開業でも同じことです。時折、開業して数年で元の勤務医に戻った先生がいるなどとお聞きになったこともあるかと思いますが、そうならないためにも、開業からの1年間は非常に重要になる訳です。

歯科開業の場合、保険診療、自費診療、完全自由診療がありますが、どれも患者さんを治療して収益を得るというスタイルですので、基本、そのビジネスモデルは決まっていますので、立ち上げから一定水準の売上に到達するための売上獲得(新患獲得)と安定して売上を構成するためのリコール率の向上が不可欠という訳です。

金融機関から借り入れたお金の返済は、「据置期間(元本の返済を一定期間猶予してくれる制度)」を利用すれば、その間(だいたい1年間)は金利だけ支払えば良いので、まさに立ち上げ1年目が重要になります。この期間内にいち早く計画通りの返済が可能になるように「月次の黒字化」を果たさなくてはならないということです。